にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第553回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドSILENCEのVisionです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ben Gaither – Vocals
Sonny Mayo – Guitars
Louie Denslow – Guitars
Jason Robinson – Bass
John Mayes – Drums
【Guest / Session】
Mike Arraya – Vocals (Backing) (Track 5)
Chad Volpe – Keyboards (Track 9)
Visionは1枚目、且つ唯一のアルバムで、1991年に自主制作でリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約57分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2023年2月10日にDivebomb Recordsから再発されたCDです。
この再発盤CDは、デラックス・エディションと名付けられ、Pyramid Sound Studios Sessionというボーナス曲が3曲収録されています。
ちなみに、Pyramid Sound Studios Sessionは、TESTAMENTなどをプロデュースしたAlex Perialasがプロデュースしています。
なので、全12曲収録で、収録時間は約70分になっています。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Vision
Echoes Of Damnation
Voice Of The Pariah
Pitbull
Living Hypocrisy
Path Of Uncertainty
Death Of Womba
Dark Tide Rising
Necromantic
One Race (Pyramid Sound Studios Session) (Bonus Track)
Thantos (Pyramid Sound Studios Session) (Bonus Track)
Principle Aggression (Pyramid Sound Studios Session) (Bonus Track)
1曲目のタイトル・トラック「Vision」のサンプルを貼っておきます。
SILENCEは初めて紹介します。
アメリカのワシントンD.C.出身です。
1987年にNECROSISという名前で結成されましたが、1988年にSILENCEに改名しました。
NECROSIS時代は、バージニア州ヴィーナという街の出身でした。
NECROSISと名乗っていた時に、デモを1本で制作しています。
SILENCEになってからは、1990年にIntense Thrash Metalというタイトルのデモを制作しています。
そして、1991年に今回紹介しているVisionをリリースしました。
音楽性は、ヘヴィながらも、緩急があり、疾走感と勢いのあるスラッシュ・メタルを聴くことができます。
初めて聴いた時は、DARK ANGELを連想しました。
アメリカ東海岸の出身ですが、西海岸のベイ・エリア・スラッシュ・メタルの影響も感じました。
曲は平均して長い(本編のラストの曲は約10分)ですが、長い曲が苦手なにわかでも最後まで聴きとおすことができました。
それは、上に記載した音楽性のお陰かも知れません。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント