にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第573回です。
今回紹介するのは、イタリアのバンドBOTHERSのNo Way Outです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Matt Strona – Vocals
Karim Venturini – Guitars (Acoustic & Classic), Bass, Banjo, Vocals (Backing)
Leonardo Cardinali – Guitars, Vocals (Backing)
Lorenzo Domizi – Drums
【Guest / Session】
Nrehk – Vocals (Additional) (Track 1)
Yesenia – Vocals (Additional)
Ilaria – Vocals (Groans) (Track 5)
Dex – Vocals (Choirs) (Track 9)
ゲストのEnrico “Nrehk” Tiberiは、このアルバムのプロデューサーです。
No Way Outは1枚目のアルバムで、2009年4月18日にFloga Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約46分です。
当初は、レコードのみのリリースでした。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2010年10月18日にEBM Recordsが再発したCDです。
この再発盤には、ボーナス曲として、ライブが1曲収録されています。
再発盤CDは、全10曲収録で、収録時間は約50分です。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Massacre
Slave To Soul
The Evil’s Face
Hateful Revenge
Psycho Bitch
Disorder World
Kill For Insanity
Alone As Death
Last Day On Earth
Massacre / Slave To Soul (Live) (Bonus Track)
フル・アルバムのサンプルしか見つけることができませんでした。
BOTHERSは初めてのアルバム紹介です。
2004年に結成されました。
出身は、イタリアのマルケ州マチェラータ県ベルフォルテ・デル・キエンティというところです。
そんなBOTHERSですが、2015年にセカンド・アルバムNaked Fleshをリリースしましたが、2016年に解散しています。
No Way Outはアグレッシブな作品です。
野太いヴォーカルは特徴的です。
1曲目から疾走チューンで始まり、途中、展開のある曲もやっていますが、終始、スピードと勢いを感じます。
5曲目の「Psycho Bitch」では、バンジョーを使用していますが、アルバムの流れを乱すことはありません。
あまり聴きこんでいないアルバムでしたが、今回、聴き直して、良かったです。
ストレートなスラッシュ・メタルを聴くことができました。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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