にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第581回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドDBCのUniverseです。

上は再発盤のアルバム・ジャケットです。
下がオリジナルのアルバム・ジャケットになります。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Phil Dakin – Bass, Vocals
Gerry Ouellette – Guitars (Lead)
Eddie Shahini – Guitars (Rhythm)
Jeff St. Louis – Drums
前作からメンバー・チェンジはありません。
Universeは2枚目のアルバムで、1989年5月1日にCombat Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約38分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2005年3月15日にバンド自身のレーベルDead Brain Cells Musicがデジタル配信した音源です。
2021年3月12日にDivebomb RecordsからCDが再発されましたが、買い逃しています。
話を戻しますが、デジタル配信された音源ですが、収録内容はオリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
The Genesis Explosion
Heliosphere
Primordium
Exit The Giants
Rise Of Man
Estuary
Humanity’s Child
Phobos & Deimos
Threshold
Infinite Universe
1曲目の「The Genesis Explosion」は、ミュージック・ビデオが作られました。
DBCは2回目の紹介です。
前回も書きましたが、DBCはDead Brain Cellsの略です。
カナダのケベック州モントリオール出身です。
1985年にFINAL CHAPTERという名前で結成されましたが、翌1986年にDBCに改名しています。
1994年に一度解散しています。
2002年に復活しますが、これも翌2003年に活動を停止します。
2005年に復活後は、現在まで活動を継続しています。
2024年にシングルを2枚リリースしているようなので、アルバムのリリースも期待できます。
Universeに話を戻します。
この作品は、プログレッシブ・スラッシュ・メタルと呼ぶにふさわしいものとなっています。
曲中での展開が多く、緩急もあり、疾走感もあります。
自分は、プログレッシブ・スラッシュ・メタルというジャンルと長い曲を聴くのが苦手ですが、このアルバムは1曲が長くても5分弱で、コンパクトにまとまっています。
上にも書きましたが、疾走感がある曲が多いので、すぐに聴き終えてしまいます。
同じカナダ出身の、プログレッシブ期初期のVOIVODに近い音楽性を感じるところもありますが、VOIVODよりも速さを感じます。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント