にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第584回です。
今回紹介するのは、オランダのバンドGRINDPADのViolenceです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Olivier – Vocals
Axel – Guitars
Jan-Gerard – Guitars
Rik – Bass
Paul – Drums
【Guest / Session】
Sean Maia – Vocals (Track 7)
ゲストのSean Maiaは、オランダのメロディック・スラッシュ・メタル・バンドDISQUIETのヴォーカルです。
Violenceは1枚目のアルバムで、2000年3月21日にIron Shield Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約42分です。
アルバム・ジャケットは、Ed Repkaが手掛けています。
収録曲は以下の通りです。
My Name Is Violence
Burn The Rapist
Toxic Terror
The Knife Is Sharper Than Ever
Justice Part 1: Crime
Justice Part 2: Punishment
Revuelta
Blood, Sweat And Pride
Mature Love
MK Ultra
To Those About To Die
2曲目の「Burn The Rapist」のサンプルを貼っておきます。
GRINDPADは初めての紹介です。
EPやシングルは多くリリースしていますが、Violenceは彼らがリリースしている唯一のスタジオ・フル・アルバムです。
結成は2006年です。
アルバムのリリースが2020年なので、約14年掛かっています。
オランダのユトレヒト州ユトレヒト出身です。
GRINDPADはオランダ語で、Gravel Path(砂利道)を意味するそうです。
アルバムのリリース後からGRINDPADの名前は知っていましたが、なかなか購入することができませんでした。
見つけても、すぐに売り切れになり、買い逃していましたが、2025年になって、販売されているのを発見し、ようやく手に入れることができました。
なので、完全に後追いです。
大辞典では、ジャンルがデス/スラッシュ・メタルになっていますが、このアルバムを聴く限りは、デス・メタル的な要素は感じませんでした。
ピュアなスラッシュ・メタル・アルバムでした。
内容としては、全体的に勢いがあり、アルバム・タイトル通り、ヴァイオレンスでした。
疾走曲もありますが、ミドル・テンポの曲も収録されています。
しかし、基本的には、疾走感の方が上回っています。
このアルバムを聴くのが、遅すぎました。
もっと早く手に入れれば、良かったですが、現在は聴くことができるので、満足しています。
バンド・ロゴやアルバム・ジャケットを見てもらえば分かりますが、それだけで購入しても問題ないです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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