1990年代後半、具体的には、1995年から1999年の期間を指しています。
この期間は、スラッシュ・メタルにとって、苦難の時代でした。
正に、暗黒期といっても良いでしょう。
1990年代前半に起こったグランジやオルタナティブ・ロックの登場、それに続くニュー・メタルの台頭によって、スラッシュ・メタルは完全に過去のものとなり、シーンから消え去ってしまいました。
そして、1980年代から活躍していたバンドが解散したり、活動休止に追い込まれていきました。
しかし、この暗黒期にも、スラッシュ・メタルの灯を消さずにいたバンドが存在します。
そこで、今回は、1995年から1999年の厳しい期間にリリースされたスラッシュ・メタルの作品を10枚聴いてみようと思います。
なお、肝心な作品を紹介し忘れているかも知れませんが、その点はご容赦願います。
紹介は、バンドのアルファベット順です。
アルバム・ジャケットとYouTubeを貼っています。
作品を探す際の参考にしていただければ、と思います。
それでは、始めます。
ANNIHILATOR – Refresh The Demon

1996年3月11日にMusic For Nationsからリリース。
5枚目のアルバム。
国内盤は1996年3月5日にFar East Metal Syndicateからリリース。
カナダ出身。
疾走曲からミドル・テンポやスローな曲など様々なパターンを楽しめるアルバム。
ARTILLERY – B.A.C.K.

1999年10月にDiehard Musicからリリース。
4枚目のアルバム。
国内盤は2000年7月26日にNexusからリリース。
デンマーク出身。
疾走曲が多く収録されており、軽快さも感じることができる作品。
KREATOR – Cause For Conflict

1995年7月にGUN Recordsからリリース。
7枚目のアルバム。
国内盤は1995年8月23日にVictorからリリース。
ドイツ出身。
前作で音楽性を変化させたが、再びスラッシュ・メタル寄りに回帰したアルバム。
OVERKILL – The Killing Kind

1996年3月5日にCMC International Recordsからリリース。
8枚目のアルバム。
国内盤は1996年4月19日にPony Canyonからリリース。
アメリカ出身。
スローな曲やミドル・テンポの曲もあるが、疾走曲もあり、飽きることのない作品。
SACRED REICH – Heal

1996年2月27日にMetal Blade Recordsからリリース。
4枚目のアルバム。
国内盤は1996年4月10日にMercury Music Entertainmentからリリース。
アメリカ出身。
前作からのヘヴィな作風は減退し、スラッシュ・メタル色がやや戻ったアルバム。
SODOM – ‘Til Death Do Us Unite

1997年2月24日にGUN Recordsからリリース。
8枚目のアルバム。
国内盤は1997年4月23日にGUN Recordsからリリース。
ドイツ出身。
ミドル・テンポの曲もありますが、パンキッシュな要素が前面に出ている作品。
SODOM – Code Red

1999年5月31日にDrakkar Recordsからリリース。
9枚目のアルバム。
国内盤は1999年11月5日にHowling Bullからリリース。
ドイツ出身。
疾走感や勢いなどスラッシュ・メタル全盛期を思い出させるアルバム。
TANKARD – Disco Destroyer

1998年3月12日にCentury Media Recordsからリリース。
8枚目のアルバム。
国内盤のリリースはなし。
ドイツ出身。
疾走感があり、緩急のある曲があり、軽快さも感じることができる作品。
TESTAMENT – Demonic

1997年6月24日にMusic For Nationsからリリース。
7枚目のアルバム。
国内盤は1997年7月21日にBandai Musicからリリース。
アメリカ出身。
ヘヴィさが前面に出ており、ほぼ全編デス・ヴォイスで歌っているアルバム。
TESTAMENT – The Gathering

1999年6月8日にSpitfire Recordsからリリース。
8枚目のアルバム。
国内盤は1999年10月6日にPolydorからリリース。
アメリカ出身。
前作同様、ヘヴィな作風ですが、疾走曲もあり、この時代にしては楽しめる作品。
いかがだったでしょうか。
自分にとっても、この期間は、スラッシュ・メタルの空白期でした。
流行に乗った訳ではないですか、グランジやオルタナティブ・ロックを聴いていました。
なので、今回、聴き直しているアルバムは、ほとんど後追いでした。
しかし、スラッシュ・メタルが苦しい時期にも、こういう素晴らしい作品がリリースされていたことは忘れないようにしたいです。




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